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ここではビジネスシーンでのコーチング成功談について紹介します。
自分自身に問いかけるセルフコーチングを用いて目標を明確にし、ビジネスの効率と業績を向上させた営業担当者の例です。コーチングの本質でもある目標達成や問題解決などを上手に利用しています。
30代で家庭のある会社員は、営業成績が伸びずに悩んでいました。そこで自身が学んだコーチングのスキルを使って、何をどのようにすればよいかを自分自身に問いかけることを決心。ただ頭の中で問いかけたのではなく、毎日のルーティーンとしてカフェに滞在して30分から1時間ほどを費やして自問自答を書き出しました。
内容は今日をどう過ごすか?今月の売り上げ目標は?その結果により何が得られるのか?結果を出すために何をするべきか?最悪の場合の結果は何か?など。頭の中にあるイメージを言語化していきました。そして、結果が出た状況をイメージまで書き出し、最後に「自分にはこれができる」というアファメーションを10回書き込んだそうです。
その結果、営業成績は倍になりトップセールスに。また収入も大きく増えたとのことです。セルフコーチングにより意識の集中と明確な行動・目標提示を自分自身にしたことがこのような結果を生んだと言っていいでしょう。
ビジネスにおいてチームのリーダーという立場になった時に、コーチングは大きく役立ちます。部下とのコミュニケーションを大切にし、それぞれの考えを引き出すことによりチームの業績を上げた例をご紹介します。
20代の人材系営業課長は、入社数年という若い社員で構成されるチームを担当しています。新卒の社員にとって売上の数字というものはプレッシャーになりやすく、努力をしていても成績が出ずにチームの雰囲気も良くありませんでした。これまで課長として指示を出していくティーチングの方法でチームメンバーにアプローチしていましたが、コーチングの方法を導入することに。
クライアントはどのように考えているのか?そのクライアントに対してどうしたら上手な提案ができるか?など、自分で考える力が付くように質問を多く取り入れました。悩んでいるメンバーにも上から目線で「やればできる」と言うよりも、真剣に悩みを聞いてあげることから始めました。
チームの話をよく聞いて考えて行動する力を引き出した結果、最下位だったチームが表彰されるまでに成長しました。
営業部のリーダーであった某氏は、営業時代にコーチングを勉強し、部下のマネジメントにコーチングを導入したり、他のリーダーをコーチングをしました。それが評判となって会社が動き、「社内コーチ」という部門が新規で作られてそこに異動となりました。
コーチングの成果が社内で評価されコーチング専門の部門までできた事例で、企業全体のパフォーマンスを向上させるというコーチングのビジネスにおけるメリットを実現しています。
日本国内でコーチングを教えている講師がもつ資格の中で、その【コーチング実績主義】でどこよりも厳しい取得基準をもつ国際コーチング連盟(ICF)資格。特に上位資格をもつ講師なら、経験値や高い指導レベルにあると言えます。
①ICF資格をもつ講師が教えている②ICF資格取得認定コースである③コーチ養成が主目的の講座である
以上の条件をクリアしているコーチングスクールをピックアップいたしました。
※選出条件:「コーチングスクール」でGoogle検索して10ページまでに表示されたコーチング会社・協会の中で、IFC認定コーチが在籍しており、体験コースを実施しているスクールをピックアップしています。(2023年5月24日時点)
国際コーチング連盟認定資格の取得条件は下記の通り
MCC 専門トレーニング:200時間修了/コーチング実績35名以上最低2,500時間(有料2,250時間含む)
PCC 専門トレーニング:125時間修了/コーチング実績25名以上最低 500時間(有料 450時間含む)
ACC 専門トレーニング: 60時間修了/コーチング実績 8名以上最低 100時間(有料 75時間含む)