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日本コーチ連盟認定コーチ(JFC)とは、日本コーチ連盟が認定するコーチングに関する民間資格で、コーチとしての技能水準を証明する目安のひとつとなるものです。ここでは、3つの資格の概要や連盟の設立趣旨などをご紹介します。
日本コーチ連盟認定コーチ(JFC)には、「プロフェッショナル・コーチ」「コーチ」「コーチング・ファシリテータ」の3種類があり、有料でパーソナルコーチとして活動するための目安とされています。それぞれの概要を理解しておきましょう。
「プロフェッショナル・コーチ」はプロとして活躍できるだけの本格的なコーチング実施能力を有することを連盟が証明するものです。
実践的なコーチング技能水準を満たしていることを証明するもので、連盟主催のコーチ技能検定試験の第Ⅰ種資格です。「連盟の会員であること」「コーチング・ファシリテータを取得していること」に加え、「連盟主催のコーチアカデミー専科心理専修プログラム初級コースを全回出席で修了していること」が受験の条件となっています。
コーチとしての基礎的な学識と技能の水準を満たす者として連盟の基準を満たすことを証明するもので、連盟主催のコーチ技能検定試験の第Ⅱ種資格です。連盟認定のコーチ養成プログラム応用コースまでの課程を修了した人でなければ受験できません。
有料でコーチング依頼を受け付けるためには、コーチング・ファシリテータ以上の資格が契約の目安とされています。
日本コーチ連盟認定コーチは、試験に合格すればおわりというわけではありません。連盟によって年に一度更新研修が実施され、資格種別によって更新のための受講頻度が定められています(第Ⅱ種は合格翌年から3年間毎年(以降は2年に1回)、第Ⅰ種では合格翌年から2年に1回)。
これにより、コーチング技術のブラッシュアップが図られているのです。
一般社団法人日本コーチ連盟は、2002年10月に「コーチングの思考方法と実践方法の有効利用」を目的に発足しました。
コーチングの歴史はまだ浅く発展途上にある技術ながら、可能性に溢れた魅力ある技術としてさまざまな形で取り上げられ、広く名前が知られるようになっていきました。一方で、「コーチングとは一体なんなのか」「カウンセリングとなにが異なるのか」といった声も多くあったことから、独立した専門機関として多くの人がコーチングを学び、実践できるようにとの思いで活動を続けています。
日本国内でコーチングを教えている講師がもつ資格の中で、その【コーチング実績主義】でどこよりも厳しい取得基準をもつ国際コーチング連盟(ICF)資格。特に上位資格をもつ講師なら、経験値や高い指導レベルにあると言えます。
①ICF資格をもつ講師が教えている②ICF資格取得認定コースである③コーチ養成が主目的の講座である
以上の条件をクリアしているコーチングスクールをピックアップいたしました。
※選出条件:「コーチングスクール」でGoogle検索して10ページまでに表示されたコーチング会社・協会の中で、IFC認定コーチが在籍しており、体験コースを実施しているスクールをピックアップしています。(2023年5月24日時点)
国際コーチング連盟認定資格の取得条件は下記の通り
MCC 専門トレーニング:200時間修了/コーチング実績35名以上最低2,500時間(有料2,250時間含む)
PCC 専門トレーニング:125時間修了/コーチング実績25名以上最低 500時間(有料 450時間含む)
ACC 専門トレーニング: 60時間修了/コーチング実績 8名以上最低 100時間(有料 75時間含む)