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ICF(国際コーチング連盟)が認定しているコーチング資格で、正式名称をPCC(プロフェショナル・サーティファイド・コーチ)と言います。国際的に認められた実績豊かなコーチのための資格です。
ICFが認定するコーチ・トレーニング・プログラム(ACTP)の修了が必要で、125時間以上のスクーリングや25人以上のクライアントとの500時間のコーチングを記録したログの提出が条件。このうち450時間は有料で行う必要があり、これを遂行するだけでもPCC資格に向けて相当なトレーニングとなります。またコーチング・ログに使用できるのはトレーニングを受けはじめてからのもの限定で、そのうち50時間は申請前18か月以内に行われたものでなければならないという条件があります。
PCCとして認定されるまでにスクーリングでもコーチング実戦でも多くの時間を費やしますが、これは全て「国際的に認められた実績豊かなコーチ」になるための学びでもあります。早く資格を取得することが目的ではなく、どれだけコーチとして成長できるかがキーポイントになるので、じっくりと勉強に取り組むことをお勧めします。
プロのコーチとしてACC資格を保持しながら経験を積んできたことの成果がPCCです。コーチとしてさらなる飛躍をされる方、独立からビジネスを拡張する方、スクールの講師として自分が学んできたことを生徒に受け渡してゆく方もいらっしゃいます。どの道を選ぶにしても、ICFは国際的な信頼性がある大きな団体ですから、ICF認定のPCC資格を保持していることは、大きな自信と強みになるでしょう。
PCC資格を取得したら、次に見えてくるのがコーチとしての最高峰資格であるMCCです。MCCへの道のりは長く、まさに人生そのものの学びとなりますが、PCC資格を取得したのであればぜひ目指したいもの。次なるステップを目指しPCCで自己実現と目標達成を確固たるものとして、素晴らしいコーチへの成長が期待できます。
(*2021年1月現在の情報です)
日本国内でコーチングを教えている講師がもつ資格の中で、その【コーチング実績主義】でどこよりも厳しい取得基準をもつ国際コーチング連盟(ICF)資格。特に上位資格をもつ講師なら、経験値や高い指導レベルにあると言えます。
①ICF資格をもつ講師が教えている②ICF資格取得認定コースである③コーチ養成が主目的の講座である
以上の条件をクリアしているコーチングスクールをピックアップいたしました。
※選出条件:「コーチングスクール」でGoogle検索して10ページまでに表示されたコーチング会社・協会の中で、IFC認定コーチが在籍しており、体験コースを実施しているスクールをピックアップしています。(2023年5月24日時点)
国際コーチング連盟認定資格の取得条件は下記の通り
MCC 専門トレーニング:200時間修了/コーチング実績35名以上最低2,500時間(有料2,250時間含む)
PCC 専門トレーニング:125時間修了/コーチング実績25名以上最低 500時間(有料 450時間含む)
ACC 専門トレーニング: 60時間修了/コーチング実績 8名以上最低 100時間(有料 75時間含む)