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ICF(国際コーチング連盟)が認定しているコーチング資格で、正式名称をMCC(マスター認定コーチ)と言います。国際的に認められた熟練のプロフェッショナルなコーチのための資格です。
200時間の専門トレーニングの修了と10時間のメンター・コーチング、そして35名以上のクライアントと最低2500時間のコーチングを記録したログの提出が条件。このうち2250時間は有料で行う必要があります。またそれ以外にもコーチング実技審査などもあります。
これはPCCの5倍以上の実績を積む必要があり、数年単位で計画して取得しなければならない資格です。単に勉強をするのではなく、コーチとしてのキャリアや実績・専門知識などを積み上げて、それによりコーチングの質の向上を図っていくイメージです。コーチの中のコーチを目指して、自己を切磋琢磨しながら成し遂げる資格ですので、しっかりしたビジョンと目標を持って臨む人だけが達成できると言っても過言ではないでしょう。
ICFの公式サイトでも定義されている通り、「国際的に認められた熟練のプロフェッショナルなコーチ」という資格ですので、コーチとして日本はもちろん世界的な信頼性を得ることができます。このレベルになるとバイリンガルのコーチも多く、国際的な舞台で活躍される方も多く存在しています。
また専門分野を突き詰めていくことにより、それに特化した企業コーチングやCEOへの継続的なコーチングなど大きなクライアントを相手にコーチングを行ったり、専門のスクールを開校して学長・校長として後継者の育成に貢献する方もいます。長い年月をかけた経験と実績の結晶であるコーチングスキルを一人でも多くの人に伝えていきたいと思う熱意があり、MCC資格保持者としてのやりがいと社会貢献への喜びを実感できる、一生ものの資格となるでしょう。
(*2021年1月現在の情報です)
日本国内でコーチングを教えている講師がもつ資格の中で、その【コーチング実績主義】でどこよりも厳しい取得基準をもつ国際コーチング連盟(ICF)資格。特に上位資格をもつ講師なら、経験値や高い指導レベルにあると言えます。
①ICF資格をもつ講師が教えている②ICF資格取得認定コースである③コーチ養成が主目的の講座である
以上の条件をクリアしているコーチングスクールをピックアップいたしました。
※選出条件:「コーチングスクール」でGoogle検索して10ページまでに表示されたコーチング会社・協会の中で、IFC認定コーチが在籍しており、体験コースを実施しているスクールをピックアップしています。(2023年5月24日時点)
国際コーチング連盟認定資格の取得条件は下記の通り
MCC 専門トレーニング:200時間修了/コーチング実績35名以上最低2,500時間(有料2,250時間含む)
PCC 専門トレーニング:125時間修了/コーチング実績25名以上最低 500時間(有料 450時間含む)
ACC 専門トレーニング: 60時間修了/コーチング実績 8名以上最低 100時間(有料 75時間含む)