公開日: |更新日:
ICFの認定資格を更新しようとするコーチや、新たな学習機会を得たいコーチのために用意された上級トレーニングで、正式名称をCCE(継続コーチ専門教育)と言います。ICF認定資格取得後は3年ごとに資格を更新しますが、その際にこのCCE受講歴が40時間必要となっています。
まず最初に、CCEの1単位は60分間となっています。そしてCCEプログラムの実施中に、参加者がインストラクターと口頭で受け答えが可能な形態であることが条件です。例えば、インストラクターとの対面講義、遠隔会議システムを使用したライブ、ウェブ配信システムを使ったリアルタイム、インストラクターが付き添う個人コーチングやグループコーチングの観察またはメンタリングなどのクラスはCCEの単位として認められます。
逆に講義やウェブシステム、ピア・ディスカッション/コーチング、個人コーチングの練習、宿題、またはその他の学習を事前に録画して上映するだけのものなどは対象外です。
例えば医師や歯科医といった職業が常にトレーニングを受けて新しい技術を更新して患者を診療しているように、コーチも常にスキルアップをしてICF認定コーチとして質の高いコーチングを提供することが必要とされます。CCEは資格更新のために必要な単位という定義はありますが、内容的には中上級で新たな学びを得たいコーチやICFの認定資格を更新するコーチのためのトレーニングとなるようデザインされています。結果的にこのCCEを40時間完了することでコーチとしての新たなスキルや経験が身に付き、さらなるステップアップができる仕組みとなっています。内容も専門的でスキルも特定のものに絞っていますので、資格更新後にはコーチとしての自信も向上することでしょう。
さらにコーチとしてCCE単位の発行が可能と認可されたトレーニング・プログラムを持っていれば、それを提供する立場になることもできます。
(*2021年1月現在の情報です)
日本国内でコーチングを教えている講師がもつ資格の中で、その【コーチング実績主義】でどこよりも厳しい取得基準をもつ国際コーチング連盟(ICF)資格。特に上位資格をもつ講師なら、経験値や高い指導レベルにあると言えます。
①ICF資格をもつ講師が教えている②ICF資格取得認定コースである③コーチ養成が主目的の講座である
以上の条件をクリアしているコーチングスクールをピックアップいたしました。
※選出条件:「コーチングスクール」でGoogle検索して10ページまでに表示されたコーチング会社・協会の中で、IFC認定コーチが在籍しており、体験コースを実施しているスクールをピックアップしています。(2023年5月24日時点)
国際コーチング連盟認定資格の取得条件は下記の通り
MCC 専門トレーニング:200時間修了/コーチング実績35名以上最低2,500時間(有料2,250時間含む)
PCC 専門トレーニング:125時間修了/コーチング実績25名以上最低 500時間(有料 450時間含む)
ACC 専門トレーニング: 60時間修了/コーチング実績 8名以上最低 100時間(有料 75時間含む)