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正式名称をACTP(認定コーチ・トレーニング・プログラム/Approved Coach Training Programme)と言います。 ACC、PCC、MCC資格を取得する際にそれぞれ60時間、125時間、200時間のスクーリングが条件となっていますが、このスクーリングに相当するものがICFに認定されているACTPを提供しているスクールでのプログラムです。ACTPを認定修了することにより、規定時間のコーチング実績と併せてICFのACC、PCC、MCC資格の受験条件が揃います。
ACTPは包括的なプログラムとして考えられており、ACTPを提供しているスクールで指定のコースを受講する必要があります。コース内容は
など、ACCほかICF資格取得基準を網羅することが条件となっています。
このように条件が数多くあると、どのようにして全ての条件を揃えるか悩むところですが、ACTPを提供する団体として認定されたスクールが日本にもあります。もし資格取得を目標にするなら、そのようなスクールを探して必要なコースのアドバイスを受けることをおすすめします。認定スクールで指定コースを受講して無事に修了し、必要時間数のコーチング実績を作れば、ICFの資格受験・申請条件となります。
まずはなんと言ってもICF認定コーチになれるACC、PCC、MCCそれぞれの資格受験・申請条件となることでしょう。ACTPの修了なしではICF認定資格取得への道が開けませんから、レベルの高いコーチを目指す方であれば誰もが受けておくプログラムです。
そしてこの資格受験・申請条件を得ることの意義は大きく、プログラムを修了する=それぞれのレベルに応じたコーチになる素養が十分にあるということです。またACTPの条件の中に最低でもPCCレベルのICF認定プロコーチによるコーチングとメンタリングを受けることが含まれています。これはACTPを履修することにより実際にPCCレベル以上のICF認定コーチのコーチングを受けることができ、学びながら本物のコーチングを経験できることは、自分がコーチになった時に大いに役立つものとなるでしょう。
(*2021年1月現在の情報です)
日本国内でコーチングを教えている講師がもつ資格の中で、その【コーチング実績主義】でどこよりも厳しい取得基準をもつ国際コーチング連盟(ICF)資格。特に上位資格をもつ講師なら、経験値や高い指導レベルにあると言えます。
①ICF資格をもつ講師が教えている②ICF資格取得認定コースである③コーチ養成が主目的の講座である
以上の条件をクリアしているコーチングスクールをピックアップいたしました。
※選出条件:「コーチングスクール」でGoogle検索して10ページまでに表示されたコーチング会社・協会の中で、IFC認定コーチが在籍しており、体験コースを実施しているスクールをピックアップしています。(2023年5月24日時点)
国際コーチング連盟認定資格の取得条件は下記の通り
MCC 専門トレーニング:200時間修了/コーチング実績35名以上最低2,500時間(有料2,250時間含む)
PCC 専門トレーニング:125時間修了/コーチング実績25名以上最低 500時間(有料 450時間含む)
ACC 専門トレーニング: 60時間修了/コーチング実績 8名以上最低 100時間(有料 75時間含む)