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正式名称をACSTH(認定コーチ特殊トレーニング時間/Approved Coach Specific Training Hours)と言います。
ACC、PCC、MCC資格を取得する際のスクーリング時間の条件を、ACTPを提供しているスクールのプログラム修了により満たしますが、そのACTPに追加してスクーリング時間としてカウントできるのがこのACSTHです。ACTPのスクーリングだけでは時間数が足りない場合にこのACSTHのプログラムを履修することにより、ACTPスクーリング、規定時間のコーチング実績と併せることが可能。ICFのACC、PCC、MCC資格の受験・申請だけでなく、ICFグローバル会員資格取得にも使用できます。
そしてACSTHはACTPプログラムに関連する単品プログラムですので、PCCやMCCを目指すコーチには自分の専門分野に特化したACSTHを選択したり、これまで学んだ基礎を広げたりと応用ができます。
ACSTHもACTPと同様に、ICFよりプログラム提供団体として認定されたスクールで、指定のプログラムを受講することになります。プログラムそのものは単品扱いですが、コーチの専門トレーニングやコーチングを練習する時間数のうち、少なくとも30時間を提供する必要があります。
ACTPコースで自分に必要なスクーリング時間が何時間取得できるかを把握して、足りない時間数を自分の興味やスペシャリティに合ったACSTHの中から選択すれば、将来の強みにもなりますし、「この分野のコーチングなら任せて!」と自信が持てる頼もしいコーチを目指せます。
ACSTHはスクールによって提供するプログラムが異なり、内容も特化されたものになりますので、自分が学びたい分野のプログラムを提供しているスクール選びが重要となります。ACTPと同じく日本でこのACSTHを提供するスクールに問い合わせてみるといいでしょう。
ICF認定コーチ資格の取得に必要な時間数を獲得できますので、資格取得を目指す方には認定資格の受験・申請資格の条件の一つとしてカウントできることが大きなメリットです。 さらにACSTHはACTPと比較してより専門的でプロフェッショナルな内容のものもありますので、コーチとしての学びや経験を積むという目的でも、これらのプログラムを学ぶ価値は大きいでしょう。特にPCCやMCCを目指すのであれば、何かしら自分の専門分野を持つことをお勧めします。そのために必要となる知識などを得る機会としても、このACSTHは欠かせないプログラムです。
(*2021年1月現在の情報です)
日本国内でコーチングを教えている講師がもつ資格の中で、その【コーチング実績主義】でどこよりも厳しい取得基準をもつ国際コーチング連盟(ICF)資格。特に上位資格をもつ講師なら、経験値や高い指導レベルにあると言えます。
①ICF資格をもつ講師が教えている②ICF資格取得認定コースである③コーチ養成が主目的の講座である
以上の条件をクリアしているコーチングスクールをピックアップいたしました。
※選出条件:「コーチングスクール」でGoogle検索して10ページまでに表示されたコーチング会社・協会の中で、IFC認定コーチが在籍しており、体験コースを実施しているスクールをピックアップしています。(2023年5月24日時点)
国際コーチング連盟認定資格の取得条件は下記の通り
MCC 専門トレーニング:200時間修了/コーチング実績35名以上最低2,500時間(有料2,250時間含む)
PCC 専門トレーニング:125時間修了/コーチング実績25名以上最低 500時間(有料 450時間含む)
ACC 専門トレーニング: 60時間修了/コーチング実績 8名以上最低 100時間(有料 75時間含む)