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ICF(国際コーチング連盟)が認定しているコーチング資格で、正式名称をACC(アソシエイト・サーティファイド・コーチ)と言います。経験を積み始めたコーチのための資格です。
ICFが認定するコーチ・トレーニング・プログラム(ACTP)の修了が必要で、60時間以上のスクーリングや8人以上のクライアントとの最低100時間のコーチングを記録したログの提出が条件。このうち75時間は有料で行う必要があり、この時点でプロとしてのコーチのあり方を意識したコーチングが必須となります。またコーチング・ログに使用できるのはトレーニングを受けはじめてからのもの限定で、そのうち25時間は申請前18か月以内に行われたものでなければならないという条件があります。
ACC取得は時間的には余裕がありますが、スクールでのトレーニングとコーチングを並行して行なっていく必要があり、社会人で仕事もしながらとなるとタイムマネージメント能力が問われます。時間の管理もコーチとしての資質の一つですから、全てが学びの過程だというつもりで取り組んでいくと良いでしょう。
会員数が多く広く認知されているICFの認定資格であるACCはコーチング入門資格ですが、ICFの名の下で信頼性があるのもポイントです。資格認定の条件である最低100時間のコーチングを経験していますので、この時点でプロとしてコーチングを始めることが可能であり、クライアントからの信頼も得やすいと言えます。
またさらなるステップアップを計画している場合は、ACC取得後に次のレベルであるPCCにフォーカスして勉強する目標ができます。コーチングは基礎をしっかりと固めて自分のものにしてこそ将来のコーチ自身の成長が期待できますから、ACC取得はコーチングの基盤を作る上で重要な役割を果たします。ACC取得に向けての学びは、その先のコーチング人生において大きな力を発揮することでしょう。
(*2021年1月現在の情報です)
日本国内でコーチングを教えている講師がもつ資格の中で、その【コーチング実績主義】でどこよりも厳しい取得基準をもつ国際コーチング連盟(ICF)資格。特に上位資格をもつ講師なら、経験値や高い指導レベルにあると言えます。
①ICF資格をもつ講師が教えている②ICF資格取得認定コースである③コーチ養成が主目的の講座である
以上の条件をクリアしているコーチングスクールをピックアップいたしました。
※選出条件:「コーチングスクール」でGoogle検索して10ページまでに表示されたコーチング会社・協会の中で、IFC認定コーチが在籍しており、体験コースを実施しているスクールをピックアップしています。(2023年5月24日時点)
国際コーチング連盟認定資格の取得条件は下記の通り
MCC 専門トレーニング:200時間修了/コーチング実績35名以上最低2,500時間(有料2,250時間含む)
PCC 専門トレーニング:125時間修了/コーチング実績25名以上最低 500時間(有料 450時間含む)
ACC 専門トレーニング: 60時間修了/コーチング実績 8名以上最低 100時間(有料 75時間含む)