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CPCCは、「Certified Professional Co-Active Coach」の略称で、CTIというコーチ養成機関が国際的に認定しているコーチング資格です。CTIは、国際コーチ連盟(ICF)に世界で初めて認定されたプログラム(ACTP)を提供しているコーチ養成機関です。(※)日本人として初めてCPCCを取得した榎本氏のサポートでCTIジャパンが設立され、国内における資格認定を行っています。
ここでは、CPCCという資格について詳しく解説します。
CPCCは、民間団体や文部科学省の外郭団体が独自の基準で認定しているコーチング資格のうちの一つで、国際的に認定されているものです。2016年3月現在、国内では約600人の人が資格を獲得しています。これから資格取得に必要な条件や難易度、CPCCをもつメリットについて紹介していきます。
CPCC取得にむけて受験するには、基礎コースから応用コースまでの5つのコースをすべて修了している必要があります。
また、コース開始までに、CPCCを取得しているプロコーチをつけること、5人以上のクライアント(有料)を確保することなどの準備が必要です。
コーチングは、自分の得意なこと、興味があることと掛け合わせて様々なアプローチができる職業です。企業や学校に所属してコーチングするにせよ、独立するにせよ、国際的に認定されているCPCCを取得していることでクライアントからの信頼も得やすいメリットがあります。
週何回、一度のセッション時間、方法など自由にきめて働けるのもおおきな特徴です。
CPCCは、コーチングの最終段階ともいえる資格です。プロコーチとして、様々な人の悩みや目標を聞き取り、解決や実現に向けてサポートしていくスキルを身に着けられます。クライアントだけでなく、自分自身の周りの人間関係を客観的にとらえ、円滑にする力を発揮できるようになることで、人間関係の悩みが気にならなくなるメリットもあります。
コアコースは、基礎、フルフィルメント、バランス、プロセス、シナジーの5つのコースで構成されています。各コースを順番に受講することで、コーチングの基礎から応用までの内容を統合できるようデザインされています。
通常1コース1カ月のスピードで受講、最短5カ月で修了が可能です。
コアコースで学んだコーチングスキルを、プロのレベルまで引き上げるためのコースです。約6カ月間、実際にコーチングを実施してプロコーチとしての経験を深めたうえで、CTIの実施する口頭試験、筆記試験を受験することができます。
日本国内でコーチングを教えている講師がもつ資格の中で、その【コーチング実績主義】でどこよりも厳しい取得基準をもつ国際コーチング連盟(ICF)資格。特に上位資格をもつ講師なら、経験値や高い指導レベルにあると言えます。
①ICF資格をもつ講師が教えている②ICF資格取得認定コースである③コーチ養成が主目的の講座である
以上の条件をクリアしているコーチングスクールをピックアップいたしました。
※選出条件:「コーチングスクール」でGoogle検索して10ページまでに表示されたコーチング会社・協会の中で、IFC認定コーチが在籍しており、体験コースを実施しているスクールをピックアップしています。(2023年5月24日時点)
国際コーチング連盟認定資格の取得条件は下記の通り
MCC 専門トレーニング:200時間修了/コーチング実績35名以上最低2,500時間(有料2,250時間含む)
PCC 専門トレーニング:125時間修了/コーチング実績25名以上最低 500時間(有料 450時間含む)
ACC 専門トレーニング: 60時間修了/コーチング実績 8名以上最低 100時間(有料 75時間含む)