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コーチング資格で可能性を広げる!
スクールで取得できる資格とは

公開日:|更新日:

コーチングの資格取得を目指すなら、資格の種類や認定団体のリサーチが重要です。将来コーチとして活躍する時に、国際的信頼性のある資格を保持していることは大きな強みであり、信頼性に繋がります。ここでは会員数が多く広く認知されているICF(国際コーチ連盟)を中心に資格の種類を説明します。

コーチング資格とは

コーチング資格の認定を行っている団体には、さまざまな種類があり、認定資格の種類も多岐にわたります。

日本国内の民間団体が独自で認定する資格、国際的な団体が認定する資格の他、文部科学省の外郭団体が認定に関与している資格もあります。よって、コーチング資格と言っても、そのレベルは認定団体や基準、資格の種類、認定条件などにより大きく異なります。

取得者個人のスキルによっても違ってきます。コーチング資格は法律などにもとづいた共通の基準があるわけではないので、コーチング資格を持っていたとしても、一定以上のコーチングスキルをもつ証明にはなりません。

コーチング資格が必要とされる背景

コーチング資格が必要とされる背景には2つの理由があります。1つは、人材育成に有効であるためです。コーチングをうまく活用することで、積極性に富んだ自立型の人材を育成できます。コーチングは、対象に対して目標達成に必要なサポートをしつつ、自ら考え行動する「自走力」を養っていきます。

2つめは、従来の指示命令型の方法では業務を上手く遂行できなくなりつつあるためです。企業では多様化する価値観や社会環境の急激な変化により、過去の成功体験が通じなくなったり、価値観の世代間ギャップが生まれたりしています。

このような状況下において、従来の指示命令型の方法では人材がうまく機能せず、業務遂行に支障がでてしまいます。ここで、人材育成と、部下やプロジェクトメンバーの管理という側面からコーチング資格が必要とされているのです

コーチング資格を取得するメリット

会社員や公務員など、企業や団体に勤務する人がコーチング資格を取得するメリットには以下のようなものがあります。

  • 組織内やチーム内におけるコミュニケーションの活性化
  • 自立型の人材を育成できる
  • 業務を円滑に推進できる
  • クライアントへ適切な提案ができるようになる
  • 自身の問題解決や業務改善につながる

資格を習得し、習得したコーチング手法を実践することで、問題の可視化や問題へのアプローチがスムーズにできるよう、的確にメンバーを導くことができるようになります。

リーダーや管理職は組織やプロジェクトを俯瞰してみられるようになり、その結果、コミュニケーションが活性化したり、業務を円滑に進めたりできるようになるのです。

コーチング手法は管理職やリーダーだけでなく、すべての社会人にとって有効です。コーチングを学ぶことで、プロジェクトや業務においての問題点を的確に把握し、他者と共有する能力が養われるので、クライアントに対して適切な提案ができるようになります。

さらに、セルフコーチングを通して自身の業務改善や問題解決にもつながります。

コーチング資格の選び方

コーチング資格には、さまざまな種類がありますが、国際的に通用する資格が習得したいのであれば「ICF資格」がおすすめです。

ただし、「ICF資格」は取得のハードルが高いので、多くの場合はICF認定プログラムを行っている各スクールの資格を取得するステップを踏む人がほとんどです。

また、社会人がビジネスのために役立てたいので資格習得を考えているのであれば、習得しやすい資格からチャレンジするのも一つの方法です。コーチング手法は他の資格でもビジネスに役立つ内容が学べます。

ICF資格とは

世界最大規模とされている非営利コーチ団体である「国際コーチング連盟(ICF)」により認定されるコーチングの資格で、経験を積んだコーチのためのACC・国際的に実績を持つPCC・熟練のプロフェッショナルのためのMCCの3種類があります。
それぞれの資格で定められたトレーニング時間・コーチング経験の必要条件があり、ICFが認定したトレーニングプログラムの受講・修了や、コーチング・ログ記録の提出、実技審査などを行うことにより取得ができます。

MCC(マスター・サーティファイド・コーチ)

ICF認定資格の最高峰であるMCCは、熟練のプロフェッショナルなコーチのための資格です。200時間の専門トレーニングの修了や、35名以上のクライアントと最低2500時間のコーチングを行うことの他にも様々な条件があります。突出したコーチングスキルと経験・実績が必要とされ、スクールの開校や後継者の育成などメンターとしての役割を果たしていきます。

受講内容

受講料 ICF本部会員:575USドル
非会員:775USドル
コーチング実績 35人以上かつ、2500時間以上のコーチング
審査期間 18週間
更新頻度 3年

引用元:国際コーチング連盟

PCC(プロフェショナル・サーティファイド・コーチ)

ICFのACC資格を取得したら、その次のステップとして視野に入れたいのがPCCです。ICFでは国際的に認められた実績豊かなコーチとして定義されています。25人以上のクライアントと500時間のコーチングを行うことが資格認定条件の一つとなっており、プロのコーチとしてますます磨きのかかったコーチングを提供していくことになります。

受講内容

受講料 ICF本部会員:300USドル~675USドル
非会員:500USドル~875USドル
コーチング実績 25人以上かつ、500時間以上のコーチング
審査期間 4~18週間
更新頻度 3年

費用・条件は出願条件によって異なる

引用元:国際コーチング連盟

ACC(アソシエイト・サーティファイド・コーチ)

ICFの入門的認定資格とも言えるのがACC。経験を積んだコーチのための資格です。ICFが認定するコーチ・トレーニング・プログラム(ACTP)の修了や、認定基準にコーチ実績最低100時間のコーチングが設定されています。このうち有料で75時間の実績が必須なので、資格認定後すぐにコーチとして仕事を始められるレベルに達していると言えるでしょう。

受講内容

受講料 ICF本部会員:100USドル~400USドル
非会員:300USドル~600USドル
コーチング実績 8人以上かつ、100時間以上のコーチング
審査期間 4週間~14週間
更新頻度 3年

費用・条件は出願条件によって異なる

引用元:国際コーチング連盟

その他の国内コーチング資格

生涯学習開発財団認定コーチ

コーチング型マネジメントは、その壁を越えるためのマネジメント技術。コーチ・エィ アカデミアはコーチングスキルだけではなく、コーチング型マネジメントがなぜ機能するのかという理論や、具体的で効果的な活用方法、1年〜1年半かけて継続的に学べる、実践的かつ体系的なプログラムです。コーチ・エィ アカデミアのコーチングでは、受講生一人一人にコーチがつき、目標の達成と学習の促進を全力でサポート。定期的にコーチングを受けることによって、自らのマネジメントのスタイルについて理解し、目指す組織や部下育成などの目的をその都度具体化しつつ、コーチング型マネジメントを学びます。

受講内容

受講料 リーダー向けコース:1,100,000円(税込)
プレミアムコース:1,650,000円(税込)
コーチング実績 5人以上のコーチング
審査期間 公式サイトに記載なし
更新頻度 2年

引用元:コーチ・エィ アカデミア

CTIジャパン(CPCC)

ICF(国際コーチング連盟)認定プログラムは、実践と体験から学ぶ、グローバルスタンダード。個性や強みを100%表現し、望む変化を創り出す、リーダーシップの10ヶ月間のプログラムや、エグゼクティブ・コーチング、次世代のリーダー育成など、対象や目的に応じたソリューションや、研修プログラムを提供しています。

受講内容

受講料 コアコース+上級コース一括:1,507,000円(税込)
上級コースのみ:825,000円(税込)
コーチング実績 5人以上かつ、100時間以上のコーチング
審査期間 公式サイトに記載なし
更新頻度 公式サイトに記載なし

CTIジャパン(CPCC)

日本コーチ連盟認定コーチ(JFC)

コーチングは、答えを与えるのではなく、答えを創り出すサポートをすること。この考え方は、「答えはその人の中にある」というコーチングの原則に基づいています。日本コーチ連盟では、コーチングの学びを通して信頼関係を育める人間関係力を伸ばすコーチ養成プログラムや、コーチ養成プログラムを受講している人を対象とした、コーチング技能の向上を目的としたプログラム、心理専修プログラムなどのコースがあります。

受講内容

受講料 【本科】コーチ養成プログラム(基礎~応用まで)240,900円(税込)
【専科】 心理専修プログラム・初級コース:一般 94,600円・会員 89,100円(税込)
コーチング実績 公式サイトに記載なし
審査期間 公式サイトに記載なし
更新頻度 2年

引用元:日本コーチ連盟

銀座コーチングスクール認定コーチ

銀座コーチングスクール(GCS)は、全国30ヶ所以上で、対面式・オンライン・少人数制のクラスを開講しています。それぞれの受講ニーズに合わせた段階別クラスを編成していて、リーズナブルな料金で受講できるのが特徴。また、GCS認定コーチの80%(2022年5月調査時点)がプロコーチや企業内コーチとして活躍していて、国際コーチング連盟(ICF)の認定コーチも増えています。コーチングの効果や、クラスの雰囲気を体感できる、コーチング無料体験講座も開講しています。

受講内容

受講料 レギュラークラス(A~D合計):198,000円(税込)
国際資格取得コース(J・K)236,500円(税込)
コーチング実績 5人以上のコーチング
審査期間 公式サイトに記載なし
更新頻度 1年

引用元:銀座コーチングスクール

ライフコーチワールド(LCW)

ライフコーチワールドでチャレンジできる2つの認定資格は、LCW独自の認定資格であるライフコーチワールド(LCW)認定ライフコーチと、国際コーチ連盟が認定する国際コーチング連盟アソシエイト認定コーチ(ACC)です。ライフコーチワールド(LCW)認定ライフコーチのスローガンは、「ライフコーチとは、職業ではなく、生き方です」。まずはライフコーチ自身が自分らしい人生を送り、さらに人の人生にかかわる教育・医療・福祉・ビジネスなどにおいて、人を支援するために必要な、コーチとしてのプレゼンスとスキルを備えていることが認められたコーチです。

受講内容

受講料 横浜校:400,000円(税込)、福岡校・札幌校:360,000円(税込)
ZOOM校:500,000円(税込)
コーチング実績 2人以上に1人あたり継続して月2回以上のペースで、4ヶ月以上、かつ6.0時間以上のコーチング
審査期間 公式サイトに記載なし
更新頻度 更新制度なし

引用元:ライフコーチワールド

キッズコーチ協会

キッズコーチ検定は、基本の3級、応用の2級、実践の1級があります。子どもと楽しく関わりながら、適切な対応ができるキッズコーチを目指す、キッズコーチ協会独自の検定です。

受講内容

受講料 3級:5,500円(税込)
2級:8,800円(税込)
1級:16,500円(税込)
コーチング実績 公式サイトに記載なし
審査期間 公式サイトに記載なし
更新頻度 公式サイトに記載なし

引用元:キッズコーチ協会

公益財団法人日本スポーツ協会

日本スポーツ協会は、生涯を通じた快適なスポーツライフを構築するために、その中心となる指導者を養成します。公認スポーツ指導者は、スポーツ医・科学の知識を活かして、スポーツを安全に、正しく、楽しく指導し、スポーツの本質的な楽しさや素晴らしさを伝えるコーチです。

受講内容

受講料 競技や団体により異なる
コーチング実績 競技や団体により異なる
審査期間 競技や団体により異なる
更新頻度 競技や団体により異なる

引用元:日本スポーツ協会

日本コーチング教育振興協会認定コーチ

オンラインのコーチング エッセンシャル講座は、全5回で、コーチングの基礎が簡単に学べる講座です。オンラインでコーチと会話しながら楽しく学べますので、コーチングに興味がある、少しだけ学んでみたいという人にオススメです。また、やって覚えるコーチング講座では、オンラインで、コーチと一緒に毎回1つの基本スキルについての練習を繰り返し、そして実践しながら、コーチングを身につけます。見ているよりまずはやって覚えたいという人にオススメの講座です。

受講内容

受講料 公式サイトに記載なし
コーチング実績 公式サイトに記載なし
審査期間 公式サイトに記載なし
更新頻度 公式サイトに記載なし

引用元:日本コーチング教育振興協会

東京コーチング協会

東京コーチング協会のトリプルAプログラムとは、?「本質を捉え(Authentic)、応用力があり(Applicable)、自律した(Autonomous)コーチ」というTripleA の、それぞれの頭文字を取ったもの。様々なコーチ機関で学び、今や全国で活躍しているコーチたちの経験や実践的ノウハウを結集させた、東京コーチング協会独自の、まだ日本でも数少ない、世界基準のプログラムです。

受講内容

受講料 エッセンシャルキーストーン:88,000円(税込)
エッセンシャル:429,000円(税込)
エキスパート:415,800円(税込)
エクセレンス:302,500円(税込)
コーチング実績 一次:100時間以上のコーチング
二次:300時間以上のコーチング
三次:500時間以上のコーチング
審査期間 公式サイトに記載なし
更新頻度 公式サイトに記載なし

引用元:東京コーチング協会

その他の国外コーチング資格

EMCC(欧州メンタリング&コーチング協議会)

欧州メンタリング&コーチング協議会(EMCC)の認定資格は、レベル1 ファウンデーションコーチ(Foundation Coach)レベル2 プラクティショナー・コーチ(Practitioner Coach)、レベル3 シニア・プラクティショナー (Senior Practitioner Coach)レベル4 マスターの、レベル1~4までがあります。

AC(コーチング協会)

国際コーチング連盟は、3種類のコーチ・トレーニング・プログラムを認定しています。ACTPプログラム(Accredited Coach Training Program)はICF最上位のコーチ育成プログラム、ACSTHプログラム(Approved Coaching Specific Training Hours)はACTPプログラムに関連する単品のプログラム、CCEプログラム(Continuing Coach Education)は継続コーチ専門教育で、新たな学習機会を求めている人や、ICF認定資格の更新に必要になる上級トレーニングです。

COMPARISONS

ICF資格をもつ講師人数で比較する
おすすめコーチングスクール5選

日本国内でコーチングを教えている講師がもつ資格の中で、その【コーチング実績主義】でどこよりも厳しい取得基準をもつ国際コーチング連盟(ICF)資格。特に上位資格をもつ講師なら、経験値や高い指導レベルにあると言えます。
①ICF資格をもつ講師が教えている②ICF資格取得認定コースである③コーチ養成が主目的の講座である
以上の条件をクリアしているコーチングスクールをピックアップいたしました。

MCC資格トレーナーが2名在籍
高い指導力をもつスクール
東京コーチング
協会
MCC…2名
PCC…10名
ACC…8名
「非営利」の
コーチングスクール
ヘルスコーチ・
ジャパン
MCC…1名
PCC…5名
ACC…17名
全国34箇所に拠点をもつ
気軽に通える大手スクール
銀座コーチング
スクール
MCC…0名
PCC…18名
ACC…35名
企業研修の実績多数
じっくり学べるスクール
THE COACH
MCC…0名
PCC…3名
ACC…0名

※選出条件:「コーチングスクール」でGoogle検索して10ページまでに表示されたコーチング会社・協会の中で、IFC認定コーチが在籍しており、体験コースを実施しているスクールをピックアップしています。(2023年5月24日時点)

国際コーチング連盟認定資格の取得条件は下記の通り
MCC 専門トレーニング:200時間修了/コーチング実績35名以上最低2,500時間(有料2,250時間含む)
PCC 専門トレーニング:125時間修了/コーチング実績25名以上最低 500時間(有料 450時間含む)
ACC 専門トレーニング: 60時間修了/コーチング実績 8名以上最低 100時間(有料 75時間含む)