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せっかく努力して学んだコーチングのスキルは、自分やクライアントのためにもぜひ活用するべきです。
忘れてはいけないのが、コーチングの資格には取得期限や更新期限があるということ。うっかりして期限切れとならないためにも、更新は計画的にしたいものです。しかし国際団体の場合は、資格取得申請も更新も英語が当たり前。以下にも基本事項をご紹介しますが、日本語説明のあるサイトやスクールのサポート、お世話になっているシニアコーチのアドバイスなどから情報収集をおすすめします。
全ての資格に共通するのは、最初に資格申請する際に、コーチングの基礎的知識があることを確認するCKA(コーチ・ナレッジ・アセスメント)の受験が必須となっていることです。一度合格すれば良い試験なので、ACC申請時に済ませておくといいでしょう。
申請はどの資格もすべて英語によるオンラインとなっており、「オンライン出願を申し込む」をクリックすると英語のページへ移動します。最初にそのレベルの資格申請ができるかのチェックをするアンケートに答え、その後はサイトの指示により必要事項を入力していきます。
ACCとPCCはそれぞれ規定時間以上のICF認定コーチ・トレーニング・プログラムを修了するACTP Pathや、ACTP/ACSTH プログラムとしてのコーチ専門トレーニングを修了するACSTH Path、コーチ専門トレーニングの修了と証明書類の提出をするPortfolio Pathの3つの申請方法から選びます。MCCは200時間の専門トレーニングの修了とその他の条件を満たす1種類の出願条件のみです。
またPCCやMCCなど上級資格申請の際には、必ずしもACCやPCCの資格を取得していなければならないという条件はありませんので、2つ以上のコースを連続して受講して、一気に上級資格を取得する方法もあります。
*現在、COVID-19の影響によりコーチング経験時間の変更などICF認定資格申請者のサポートが行われています。詳細は、ICF公式HPでご確認ください。
参照元:ICF公式HP https://icfjapan.com/post/1520
この資格を受験するには、CTI(Co-Active Training Institute)のすべてのコースを修了していることが条件となります。まず5つのコースから構成される基礎コースである「コアコース」、次に応用コースである「上級(プロフェッショナル)」コースまで計6つのコースをすべて修了していること。またコースの開始時までにCPCC資格を取得したプロコーチをつけ、5人以上の有料クライアントを確保する必要があります。
CTIが実施する口頭・筆記の両試験に合格すると、認定資格であるCPCC®(Certified Professional Co-Active Coach)が授与される仕組みです。資格試験受験費は、上級コースの費用に含まれています。
CPCC®を取得後は、取得までに要したトレーニング時間がICF認定資格の申請条件の一つである、「コーチングに特化したトレーニング」の時間として認められます。またICFの口頭試験が一部免除されます。
NLPプラクティショナーコースとNLPコーチング・プラクティショナーの全日程を受講と、5人以上に対して合計30時間以上のNLPコーチングを実施していることが条件です。
NLPプラクティショナーコース修了により、日本 NLP能力開発協会認定NLPプラクティショナーの資格が、また別途、申請手数料・認定発行費用を支払うことにより、米国NLP協会認定NLPプラクティショナーの資格も同時取得できます。
さらにNLPコーチング・プラクティショナーコースを受講し認定要件を満たすことで、米国NLP協会 NLPコーチング®認定NLPコーチと日本NLP能力開発協会 NLPコーチング®認定NLPコーチの合計4つの資格取得が可能です。
NLPマスタープラクティショナーコースとNLPコーチング®マスタープラクティショナー コースを受講している他に、コーチング実績などの条件も満たす必要があります。
NLPマスタープラクティショナーコースを修了により、日本 NLP能力開発協会認定 NLPマスタープラクティショナーの資格が、また別途、申請手数料・認定発行費用を支払うことにより、米国NLP協会認定NLPマスタープラクティショナーの資格も同時取得できます。
さらにNLPコーチング・アドバンスコースを受講し資格認定要件を満たすことで、米国NLP協会認定 NLPコーチング®認定プロフェッショナルNLPコーチと日本NLP能力開発協会認定 NLPコーチング®認定プロフェッショナルNLPコーチの4つの資格取得が可能です。
認定要件を満たすと、日本NLP能力開発協会の「認定トレーナー」として認められ、資格認定証が発行されます(申請費用は別途)。
日本国内でコーチングを教えている講師がもつ資格の中で、その【コーチング実績主義】でどこよりも厳しい取得基準をもつ国際コーチング連盟(ICF)資格。特に上位資格をもつ講師なら、経験値や高い指導レベルにあると言えます。
①ICF資格をもつ講師が教えている②ICF資格取得認定コースである③コーチ養成が主目的の講座である
以上の条件をクリアしているコーチングスクールをピックアップいたしました。
※選出条件:「コーチングスクール」でGoogle検索して10ページまでに表示されたコーチング会社・協会の中で、IFC認定コーチが在籍しており、体験コースを実施しているスクールをピックアップしています。(2023年5月24日時点)
国際コーチング連盟認定資格の取得条件は下記の通り
MCC 専門トレーニング:200時間修了/コーチング実績35名以上最低2,500時間(有料2,250時間含む)
PCC 専門トレーニング:125時間修了/コーチング実績25名以上最低 500時間(有料 450時間含む)
ACC 専門トレーニング: 60時間修了/コーチング実績 8名以上最低 100時間(有料 75時間含む)