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コーチングを学ぶと決めて入学したスクール。受講するにつれて何だか自分と合わないからスクールを変えたいと思う方は意外といますが、受講料を支払ったこともあり一旦最後まで受けるという人が多いでしょう。
考え方やコーチング方法、講師との相性など、継続するのはちょっと、と感じたらそこで一度じっくり考えてみるのもいいかもしれません。
まず現在通っているスクールから変えたいと思う理由を考えてみましょう。単純にスクールが遠すぎたり、時間割のスケジュール調整が難しいと感じる方もいれば、コーチングの指導内容そのものに疑問を抱くケースもあります。「これが本当に自分の学びたいコーチングなのか?」「このまま学んでいて、コーチングのスキルを活かせるようになるのか?」「講師の考えとは合わない気がする」「自分に講師がやっているようなことができるのか?」など一つ気になりだすと考えが止まらないこともあるでしょう。
しかし「変えたい理由」は言い換えると「自分がどんなコーチになりたいか迷いがある」ケースとも言えるのです。
スクールを辞めたい・変えたいと思った時こそ、セルフコーチングをおすすめします。スクールを変えたい理由を逆にポジティブな角度から自分に質問してみましょう。
例えば、「自分はどんなクライアントに対してコーチングをしていきたいか?」「それは何故か?」「自分にとってのプロコーチとは?」などです。思考を整理することにより目標が明確化され、その目標に向かうにはどのようなコーチングスキルが必要なのかが見えてきます。そうすることで、現在のスクールが自分に合っているか、または変えるべきかのヒントが出てくるでしょう。
もう一つの理由は、自分自身の不安や自信に関係しているケースもあります。「周囲が皆、優秀すぎて講義について行けなくなりそう」「このスクールでやっていけるのか自信がない」など、心の中で制限となっているものが引き金になっている可能性があります。そのような要素をしっかり理解して、不安や自信のなさをなくすために何をするべきかを具体的に考えてみましょう。スクールを変えたいというのが本来の問題点なのかを自らに問うこともでき、その過程がコーチングスキルの向上にもつながります。
コースの途中でスクールを変えることは、費用面や手続きの面でも面倒なことが多いもの。もしスクール変更するなら、現在学んでいるコースが修了して次のランクに上がるタイミングがいいでしょう。また単発のセミナーやワークショップを提供しているスクールもありますので、まずはそのようなものを試してから自分との相性を確認して転校するのも一つの方法です。
いずれにせよ、転校先のスクールで同じような思いをしないためにも慎重にセルフコーチングを行い、講師のアドバイスももらいながら決定することをおすすめします。
日本国内でコーチングを教えている講師がもつ資格の中で、その【コーチング実績主義】でどこよりも厳しい取得基準をもつ国際コーチング連盟(ICF)資格。特に上位資格をもつ講師なら、経験値や高い指導レベルにあると言えます。
①ICF資格をもつ講師が教えている②ICF資格取得認定コースである③コーチ養成が主目的の講座である
以上の条件をクリアしているコーチングスクールをピックアップいたしました。
※選出条件:「コーチングスクール」でGoogle検索して10ページまでに表示されたコーチング会社・協会の中で、IFC認定コーチが在籍しており、体験コースを実施しているスクールをピックアップしています。(2023年5月24日時点)
国際コーチング連盟認定資格の取得条件は下記の通り
MCC 専門トレーニング:200時間修了/コーチング実績35名以上最低2,500時間(有料2,250時間含む)
PCC 専門トレーニング:125時間修了/コーチング実績25名以上最低 500時間(有料 450時間含む)
ACC 専門トレーニング: 60時間修了/コーチング実績 8名以上最低 100時間(有料 75時間含む)