公開日: |更新日:
コーチングと一言で表現しても、そこから専門的な分野に枝分かれしています。一般的に最初にイメージされるのはビジネスコーチングですが、他にもライフコーチングやスポーツコーチングなど様々です。どの分野のコーチングを学びたいか、目的によってスクール選びをすることが重要になります。
アメリカで初期に広がったコーチングスタイルで、パーソナルコーチングとも言います。人生や生き方をテーマにして、目標や夢に向かって個々の人生をどのように組み立てていくかにフォーカスしたものです。
ライフコーチングでは人生の大きな目標を発見し、その目標達成のためにできること・するべきこと・障害となる問題点への気付き、それらに対しての対処法や解決策を考えた上で前進していくといったものを実現していきます。
人生という大きな舞台を包括的にコーチングしますので、その他の専門分野よりは幅広く対応できるコーチングと言えるでしょう。ライフコーチングに興味を持たれたなら、その分野に特化した講師が在籍したり、目的別のコースを提供しているコーチングスクールを探してみることをお勧めします。
一般的なビジネスシーンにおいて活用できる、社員やマネジャー向けに開発されたのがビジネスコーチングです。組織の価値観や企業理念などは様々ですが、社員の話をしっかり聞き、自主的に考え行動できる環境を作ることで、生産性が上がるなどのメリットがあります。
ビジネスコーチングでは仕事上の目的の明確化、目的達成のためにするべきことや問題点の発見や解決策を考えモチベーションを高め自主的に行動することにより、社員の実力を引き出していきます。これとは別に経営者や管理職のためのエグゼクティブコーチングというものもあります。
生産性に大きく関わる社員の意識ややる気を引き出すビジネスコーチング。主流のコーチングスキルの一つであり、特化したコースを設置しているコーチングスクールも多くあります。
上記2つと少し異なるものがスポーツコーチングです。目標達成というコーチングの根本は同じですが、多くの場合コーチングスキルの他にそのスポーツの専門知識や経験があります。選手としての経歴が長かったり大会での優勝経験があったり、トレーニングを提供していた方がコーチングを学んでスポーツコーチングを提供しているケースが多いでしょう。
スポーツコーチングにおいて重要になるのが、メンタル面にフォーカスしたメンタルコーチングです。試合へ向けての精神的な準備やモチベーション、スポーツ以外での悩みなど幅広く対応していきます。
スポーツコーチを目指すなら、スポーツコーチが講師で在籍するコーチングスクールで、実際の選手との関わり方など体験談も学べるスクールがおすすめです。
日本国内でコーチングを教えている講師がもつ資格の中で、その【コーチング実績主義】でどこよりも厳しい取得基準をもつ国際コーチング連盟(ICF)資格。特に上位資格をもつ講師なら、経験値や高い指導レベルにあると言えます。
①ICF資格をもつ講師が教えている②ICF資格取得認定コースである③コーチ養成が主目的の講座である
以上の条件をクリアしているコーチングスクールをピックアップいたしました。
※選出条件:「コーチングスクール」でGoogle検索して10ページまでに表示されたコーチング会社・協会の中で、IFC認定コーチが在籍しており、体験コースを実施しているスクールをピックアップしています。(2023年5月24日時点)
国際コーチング連盟認定資格の取得条件は下記の通り
MCC 専門トレーニング:200時間修了/コーチング実績35名以上最低2,500時間(有料2,250時間含む)
PCC 専門トレーニング:125時間修了/コーチング実績25名以上最低 500時間(有料 450時間含む)
ACC 専門トレーニング: 60時間修了/コーチング実績 8名以上最低 100時間(有料 75時間含む)