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コーチング資格はいらない?

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コーチングの資格には多岐にわたる種類があります。コーチングをしたい、またはプロのコーチとして活動したいと思ったときに資格は必要なのか疑問に思う人もいるのではないでしょうか。ここでは、コーチング資格の必要性と、資格を取得するメリット・デメリットについて解説します。

コーチングの資格が必要かは目的による

コーチングの資格が必要かは目的により異なります。コーチングを本格的に学ぶ意思があり、スキルを効率的に学びたいのであれば、コーチング資格の取得はおすすめです。

また、具体的な目標に向けて勉強したいと考えている人も、コーチング資格の取得を目指すとよいでしょう。資格取得という具体的な目標があれば、集中して勉強できるためです。

コーチングを学ぶ目的が、プロコーチとしての活動は考えていないけれども、仕事やプライベートでコーチングスキルを活かすためである場合は、コーチング資格は不要です。また、本格的に学ぶかどうかまだわからない場合もコーチング資格は必要ありません。

コーチング資格は、資格の種類によりますが、高額な費用を必要とする場合がほとんどです。コーチング資格は民間資格であり、国家資格のような権威性はほぼありません。よって、前述のような場合は、学費の負担が大きいと感じてしまうでしょう。

プロコーチとして活動したい、本格的に学びたいと思ったときに、改めて資格取得について考えてみるのがおすすめです。

コーチング資格を取得するメリット

スキルや知識の勉強が効率的にできる

コーチング資格を取得するメリットとして、まず挙げられるのがスキルや知識の勉強が効率的にできることです。

コーチング資格の多くは、長時間のコーチングとスクールでの講座受講を資格認定の条件としています。このため、コーチング資格取得にはスクールに通う必要があり、スクールではたいていの場合、体系的に学べる講座と長時間のコーチングトレーニングが用意されています。

同業者とのつながりができる

コーチング資格を取得するメリットには、同じ資格を持つ同業者とつながりができるというメリットもあります。同業者とのつながりができると、情報交換や同業者同士での勉強会や練習会が開催できます。

情報交換や勉強会や練習会へ参加することで、新しいスキルに触れたり、さまざまなコーチングセッションの実例について知ることができたりするので、コーチングスキルを磨く助けになります。

関連団体からサポートを受けられる可能性がある

コーチング資格を発行している団体では、資格保有者にさまざまなサポートを行っています。

サポート内容は団体によって異なりますが、一例を挙げると、特別な講座が無料、もしくは安価で受講できたり、団体に所属するプロコーチのセッションやコンサルティングを受けられたりといったものです。

また、団体主催のイベントやセミナーにスタッフとして参加できる場合もあります。

コーチング資格を取得するデメリット

コストがかかる

コーチング資格を取得する最も大きなデメリットは、コストがかかることです。コーチング資格取得までにかかる学費の相場はおおよそ30~100万円程度。このほか、資格によっては年会費、更新料や定期研修などの維持費がかかることもあります。

手段と目的が入れ替わってしまう

資格取得や団体への所属は、コーチとしての能力を上げるため、ビジネスをするために行うのが本来の目的です。

しかし、資格の取得や団体への所属そのものが本来の目的になってしまうと、団体内部で認められることに価値を置く人も出てきます。

本来の目的は、よりよいコーチングを提供するためであるということを忘れないようにしましょう。

資格取得に失敗しないコーチングスクール選びのポイント

コーチング資格取得は、多くの場合、長時間のコーチングとスクールでの講座受講が資格認定の条件となっており、コーチングスクールでの学習が必要です。

資格取得までの費用相場はおおよそ30~100万円程度と高額なため、今一度、コーチングを学ぶ目的を再確認し、本当に資格が必要かどうか判断しましょう。

また、資格や資格取得後のサポート内容はスクールや団体によって異なるため、ホームページで体験談などを調べることや、資格取得までの受講内容をチェックするなど、しっかり確認して選ぶことが大切です。

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