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セルフコーチングは自分自身を対象とするコーチングです。ここでは、概要と行い方、関連する資格について解説しています。
セルフコーチングは、自分自身に対してコーチングを行うことです。コーチングは、クライアントに自発的な思考や行動を促して、目標達成や自己実現を支援するコミュニケーション技術といえるでしょう。つまり、セルフコーチングは、コーチングの知識や技術を活用して、自分自身に気づきをもたらし、目標達成や自己実現を目指す取り組みといえます。
セルフコーチングの強みは、コーチを必要としないことです。自分が必要と考えるタイミングでコーチングを行えます。コーチが空くのを待つ必要はありません。
必要なタイミングでコーチングを行えるため、目標達成や自己実現にかかる時間を短縮できる可能性があります。主体性と客観性が身に付きやすい点も魅力です。自分で自分を支援するため、これらの能力が身に付きやすくなります。当然ながら、コーチングの知識や技術も伸ばせるでしょう。
セルフコーチングを活用して達成したい目標を設定します。ポイントは、効果を測定しやすいように、数字で目標を設定することです。
自分自身に質問を投げかけて、目標達成の妨げになっていることを分析します。疑問を解消するように、ひとつの問題に対して質問を重ねていくことが大切です。
望ましい状態と現状のギャップを把握して、これを埋めるための方法を考えます。次に、具体的な行動計画を立案します。ポイントは、ひとつの大きなゴールとこれに向かう複数の小さなゴールを設定することです。
以上をもとにPDCAサイクルを回します。セルフコーチングでは、上手くいかなかった点だけではなく上手くいった点にも焦点を当ててモチベーションを保つことが大切です。
「7つの習慣®」出版社が発行している個人向けの認定資格です。7つの習慣®の原理原則とセルフコーチングの原則・実践方法を学びます。認定資格発行後は、「7つの習慣セルフコーチング」を有償開講できるようになります。
国際セルフコーチング協会が開講している講座です。入門講座・2級講座・1級講座・認定講師講座にわかれます。自分自身を対象としているのは2級講座です。自分の価値を見出したり客観的な視点を身につけたりすることを目指します。
セルフコーチングは自分自身を対象とするコーチングです。いつでもコーチングを行えるため、目標達成にかかる時間を短縮できる可能性があります。
以下の記事では、コーチングの基礎知識を解説しています。理解を深めたい方は参考にしてください。
日本国内でコーチングを教えている講師がもつ資格の中で、その【コーチング実績主義】でどこよりも厳しい取得基準をもつ国際コーチング連盟(ICF)資格。特に上位資格をもつ講師なら、経験値や高い指導レベルにあると言えます。
①ICF資格をもつ講師が教えている②ICF資格取得認定コースである③コーチ養成が主目的の講座である
以上の条件をクリアしているコーチングスクールをピックアップいたしました。
※選出条件:「コーチングスクール」でGoogle検索して10ページまでに表示されたコーチング会社・協会の中で、IFC認定コーチが在籍しており、体験コースを実施しているスクールをピックアップしています。(2023年5月24日時点)
国際コーチング連盟認定資格の取得条件は下記の通り
MCC 専門トレーニング:200時間修了/コーチング実績35名以上最低2,500時間(有料2,250時間含む)
PCC 専門トレーニング:125時間修了/コーチング実績25名以上最低 500時間(有料 450時間含む)
ACC 専門トレーニング: 60時間修了/コーチング実績 8名以上最低 100時間(有料 75時間含む)