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コーチングの市場規模について

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近年、コーチングビジネスが注目を集めています。

これは、先の見えない不安定な市場環境などから、これまでの学びの中心が知識やノウハウを教えてもらうティーチングから、目標に向けて自ら行動し課題解決できるよう導くコーチングが注目されていることが背景にあると言われています。

この記事ではコーチング市場の規模や将来性などについてまとめてみました。

コーチング市場とは?

コーチング市場は大きく分けて「コーチ育成」と「コーチングサービス」の市場に分類されます。

まずはそれぞれの市場の定義や特徴について、見ていきましょう。

コーチ育成

コーチ育成市場とは、コーチングができる人材を育成するサービスを行う企業で形成される市場です。

これらの市場に属する企業では、コーチングに関するプログラムを提供しており、修了した人に対して認定資格を与え、活動を支援しています。

コーチング資格には一般財団法人生涯学習開発財団が提供する認定資格や、国際コーチング連盟が提供する認定資格などが代表的です。

コーチングサービス

コーチングサービスは、コーチング技術を有する人材が実際にコーチングサービスを行う企業で形成されている市場です。

これらの企業は企業や個人からのコーチング依頼に基づきサービスを提供しています。

一般的には企業向けの研修方式でのコーチングサービスや、個人に対するパーソナルコーチングなどが業務内容となっています。

サービス内容も、1回毎に料金が発生するものから6か月や12か月など一定期間継続的にコーチングが受けられるサブスクリプション型のものなど多様です。

コーチングの市場規模はどれくらい?

では次にコーチングの市場規模を、コーチングが一般化しているアメリカと近年注目されてきている日本国内に分けて、それぞれ見ていきましょう。

アメリカでのコーチング市場規模

アメリカにおいてコーチングは、ビジネスパーソンを中心に自己投資の一貫として広く認知されており、市場規模も非常に大きくなっています。

経営者を中心に多くのビジネスパーソンが、キャリアアップのため、コーチング技術を学ぶ文化が定着しているといえるでしょう。

調査会社のIBISワールドが2019年に調査した結果では、アメリカのビジネスコーチング市場は約150億ドル(約1兆6千億円)にものぼります。

参照元:日本経済新聞(https://www.nikkei.com/article/DGKKZO58843560X00C20A5TJ1000/?unlock=1)

日本でのコーチング市場規模

日本でのコーチング市場規模は、コーチング大手のコーチ・エィのレポートによると2019年で300億円程度です。

これはアメリカの市場規模の2%程度とまだまだ小さいのが現状です。

そもそも日本のコーチング市場は歴史が浅く、コーチングは一般化しておらず、市場も成長途上といえます。

参照元:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000067907.html)

コーチング市場の将来性

日本にコーチングという手法が持ち込まれたのは2000年前後といわれており、まだ20年ほどと歴史が浅いものです。

しかし、市場規模は2015年時点で50億円ほどだった市場規模は2019年には300億円ほどまで急成長しており、現時点ではさらに成長していることが予想されています。

近年では、働き方改革やテレワークの推進などの変化もあって、企業側も「1on1ミーティング」の導入など、部下の特性に合わせたコーチングが主流です。

企業や個人のコーチングの需要はますます高まることが予想され、市場は今後も拡大していくと考えられます。

コーチングの基礎知識をチェック

コーチング市場は「コーチ育成」と「コーチングサービス」の2つの市場に大別されます。現在の国内市場規模は、アメリカと比べるとまだまだ小さいものですが、その注目度は高く、企業や個人からのニーズはますます高まっていくものと思われます。今後コーチングに取り組みたいとお考えの経営者の方はぜひ参考にしてください。

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